私たちの日々の生活では、出来るだけ体にいい果物やフルーツを摂りたいというのが本音ですよね。
体にいい果物やフルーツを、健康的にと栄養価を重視して食べたいという方も多いのではないでしょうか?
そこで現役栄養士の筆者が、体にいい果物やフルーツの”ランキングベスト10”を紹介したいと思います!
体にいい果物やフルーツのランキング【ベスト10】
果物やフルーツには体にいいと言われている成分がたくさん含まれています。
糖分が高くて、中々ダイエットには不向きだと思われている果物ですが、フルーツの中には健康的にダイエットするためにも積極的に摂取したいものもあるんです!
体にいい食べ物として、この果物やフルーツのランキングベスト10を参考にしてもらえると嬉しいです!
第10位【梨】
梨にはアスパラギン酸が含まれています。アスパラギン酸は不必要なアンモニアを体外に排出する機能もあり、疲労回復にも役立ちます。
また体の免疫力をアップするのに役立つので、疲れにくい体を作ることも可能です。カリウムも豊富に含まれており、血圧抑制、余分な塩分排出効果もあります。
ソルビトールと言う成分も豊富に含まれており、食物繊維も豊富で整腸作用も期待できます。
第9位【ブルーベリー】
ブルーベリーに含まれるアントシアニンには、強い抗酸化作用があるので、肌の老化やシミ、シワなども改善してくれる効果が期待できます。
またアントシアニンは目への効果も高く、近視や白内障、眼性疲労にも効きます。ビタミンAとビタミンEも含まれており、疲労回復や免疫力の強化もしてくれます。
第8位【びわ】
びわと言うと、葉っぱをお茶にして飲むと健康効果がると言われていますが、実にももちろん栄養が含まれています。
びわにはポリフェノールが豊富に含まれており、活性酸素を抑えがん予防
に効果があると言われています。
またクロロゲン酸を豊富に含まれていて、脂肪の燃焼を促進してくれる作用があります。
第7位【桃】
桃は中国では昔から不老長寿の仙果と言われているほど栄養が豊富です。
ナイアシンと言う水溶性のビタミンが含まれており、糖質や脂質を燃焼しやすくする作用があります。
また桃にはカテキンも多く含まれており、脂肪燃焼を促進する効果も期待できます。
第6位【みかん】
みかんには、シネフリンという成分が含まれており、脂肪を燃焼してエネルギーに変える作用があります。
またその他にも、むくみを改善するビタミンA、ビタミンBが多く含まれています。
みかんの白い筋と袋には、食物繊維のペクチンが含まれていて、コレステロールの吸収を抑える働きや、腸内環境を整える作用があります。
第5位【キウイ】
キウイには大量の食物繊維が含まれており、糖分の吸収を抑えたり便通を良くしてくれるので、ダイエット中でも安心して食べられます。
ビタミンCも含まれており、シミやニキビ予防に役立ちます。また老化防止に欠かせないビタミンEも多く含まれています。
第4位【すいか】
すいかにはトマトよりリコピンを豊富に含んでおり、体内の活性酸素を抑える効果があります。
またすいかに含まれるカリウムには、むくみを取り除いてくれる作用もあるので、むくみ改善の効果も期待できます。
食物繊維も豊富で、肌の健康を保つビタミンAも豊富に含まれています。
第3位【苺】
苺は果物の中でもカロリーが低く、カロリーを気にする方には取り入れやすい果物だと思います。
苺にはビタミンCが豊富に含まれているので、肌の新陳代謝を助けてくれたり、免疫力を高めてくれます。
また苺の甘さはキシリトールに由来しており、普通の砂糖に比べてカロリーも低く、体に吸収されるスピードも穏やかなので、血糖値も上がりにくいのも特徴です。
第2位【リンゴ】
リンゴと言えば、リンゴを食べていると医者知らずと言われるほど栄養分豊富です。
リンゴには水溶性食物繊維のペクチンが豊富に含まれており、不溶性食物繊維の
セルロースも含んでいるので、便通の改善にも役立ちます。
更に皮にはポリフェノールが含まれており、抗酸化作用が高くアンチエイジングにも活躍してくれます。
せっかくリンゴを食べるなら、皮ごと食べましょう!
第1位【グレープフルーツ】
グレープフルーツは、たくさんある果物の中でもカロリーが低く食べやすい果物です。独特の苦み成分のナリンギンには、食欲を抑える働きがあります。
さらにさわやかな香り成分には新陳代謝を高めたり血行を促進する作用もあります。
グレープフルーツに砂糖やはちみつをかけて食べる方もいますが、そのまま生のままで食べるのがおすすめです。
体にいい果物やフルーツの中で【栄養がある品物を選ぶコツ】
体にいい果物やフルーツを食べるなら、美味しく健康的に食べたいですよね。では
美味しくて栄養価が高い果物を見分ける方法を、代表的な果物で見てみようと思います。
苺を選ぶ時のコツ
苺を選ぶときは、鮮やかでムラがなく、光沢があり粒々が立っているものを選びましょう!
ヘタがしおれているのは収穫してから時間が経っている証拠なので、ヘタの緑が濃くて反り返っているものが新鮮です。
リンゴを選ぶ時のコツ
リンゴを選ぶときにはお尻まで色付きがいいものを選びましょう。
お尻が緑のものは、まだ完熟していないものなので、酸味が強い可能性があります。枝が干からびているものは鮮度も落ち、水分も抜けている可能性が高いです。
グレープフルーツを選ぶ時のコツ
グレープフルーツは表面が滑らかで、皮に張りがあり、ずっしりと重いものを選びましょう。
また平らな部分があるグレープフルーツは密集して実っていた可能性があり、栄養分が少ない可能性があります。
丸々としたへこみや平らな部分がないものの方が栄養が豊富に含まれています。果物(フルーツ)ランキングベスト3の果物に限って見てみても、選ぶポイントは様々です。
これを機会に、自分が好きなフルーツを選ぶコツを調べてみるのもいいかもしれませんね!
体にいい果物やフルーツだけを食べてても健康にいい?
体にいい果物やフルーツですが、それだけを食べていればいいと言うわけではありません。果物には甘みの元、果糖が多く含まれており、食べ過ぎるともちろん糖分過多になってしまいます。
また果物には様々な成分が含まれていますが、果物にはあまりたんぱく質が含まれていません。たんぱく質は、私たちの皮膚や髪、内臓など様々な体の構成物を作るのに必須な栄養素。
その他にも、ビタミンB12、カルシウム、鉄分、亜鉛やオメガ3脂肪酸のDHAやEPAも不足してしまいます。
果物だけではなく、肉類や魚類、野菜もバランスよくとり、足りない栄養素を果物で補うと言う考え方が一番いいのではないかと思います。
体にいい果物とフルーツを【栄養価アップさせて食べる方法】
体にいい果物(フルーツ)ですが、皮をむいたりなかなか食べることにハードルが高いと思う方も多いのではないですか?
果物は本当はそのまま食べるのが一番おすすめですが、美味しく体にいい摂取法を考えてみました。
朝は野菜と共にスムージー!
癖の少ない小松菜やサラダほうれん草と、リンゴやグレープフルーツ、ニンジンなどをミキサーで少量の水と氷を加えて混ぜるだけです。
ミキサーで粉砕するので細胞壁が壊れて栄養分も摂取しやすくなり、野菜も同時に取ることが出来ます。
長時間ミキサーにかけると熱でビタミン類が壊れてしまうので、一気にミキサーにかけるのがポイントです。
定番のヨーグルトと共に!
私は腸の調子を整えるために朝はヨーグルトを必ず食べていますが、ヨーグルトだけでは味気ないですよね。
果物を少量のはちみつでマリネしておくと日持ちもするし、時間のない朝に皮をむいたりする手間も省けて、見た目にも豪華になり朝からテンションが上がりますよ!
サラダに果物を混ぜる!
私の実家では、ポテトサラダにリンゴはマストでした。
シャキシャキっとした触感が、ポテトサラダに食感の変化を与えてくれ味のアクセントにもなりますよ。リンゴを皮ごと食べても気になりませんし、マヨネーズ味とリンゴって意外と合います。
水菜と細切りにしたリンゴを、フレンチドレッシングで合えるのもおすすめです。
シーフードをトッピングしたサラダには、グレープフルーツの酸味と苦みが好相性だったり、野菜だけでなく果物もサラダの具材に取り入れてみてはいかかですか?
普通に食べるより、ちょっと味のアクセントになり美味しく食べられますよ。
体にいい果物やフルーツのランキング【ベスト10】まとめ
今回は、体にいい果物(フルーツ)ランキングのベスト10を紹介してきました。
体にいいい食べ物ですが、やはり果物しか食べないのは栄養分が足りなくなるのも事実です。
大切なのはバランスの良い食事の献立。
日々の生活に果物を上手に組み入れ、果物から上手に栄養素を摂取して健康的な生活をおくりたいですね!

【30代現役栄養士:miwa】フードコーディネーター・栄養士・料理研究家
体にいい食べ物などの健康的な食生活情報を共有します。少しでもお役に立てればと思います。
その他にも体にいいお肉のランキングもご紹介していますよ!
ぜひ参考にしてみて下さいね。
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